債務整理
債務整理とは、多額の債務(借金)の整理をすることです。債務は法人でも個人でも存在しますが、ここでは個人の債務整理に関して説明します。債務整理の目的は多額の借金を抱えた人の債務を整理し、債務過剰状態を脱し、新たな生活を立て直すために行われます。多くの場合、債務者と債権者間の話し合いでは解決が難しいため、裁判所、弁護士、司法書士などの専門家が関与するケースがほとんどです。
聞いたことがあるでしょうが、債務整理で一番有名なのが自己破産です。これは破産法で規定されていますが、破産宣告を得て、免責決定が下ると、その後の借金の返済義務がなくなり、借金はゼロになります。次に任意整理ですが、借金を大幅に減額させ、以降の返済を3年間で完済させるものです。個人民亊再生は住宅ローンがある人は住宅を手放すことなく借金を返済できるものです。特定調停は簡易裁判所に調停を申立て、裁判所の調停委員の協力を受けながら、債権者との交渉をします。
債務整理にも費用はかかります。債務整理には裁判所への申立費用(切手代、収入印紙代、予納金)、弁護士、司法書士、再生委員(個人民亊再生の場合)への報酬があります。この中で申立費用は切手代(1,240円~2,400円程度)、収入印紙代(1,500円~10,000円程度)、予納金(10,000円~20,000円)です。専門家への報酬は事務所によっても違いますので、事前に調べておくことをお勧めします。なお、債務整理に関する相談はほとんどの場合、無料の場合が多いです。
終りは、債務整理のうち返済条件に関する用語です。リスケジュール:返済が困難になった場合に、返済期間の延長などで毎月の返済額を減少させる。過払い金返還請求:多くの消費者金融や商工ローンやカードローンは利息制限法を越えた金利を設定しており、債務者が利息制限法を超えて余分に支払った金利の返還請求をすることです。近年の裁判でも債務者側の勝訴の例が目立ち、有力な債務整理の方法として注目されています。
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