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おせち料理

昭和の時代には、大晦日の日にはどこの家庭でも、ぷうんとおいしそうなお煮しめの臭いが漂っていたようです。家族の中の女性がおせち料理に腕を振るう時でした。そして、おせち料理が出来上がると、女の人は台所で忙しく家族の食事を作らずにいられるのどかな元旦を迎えます。

おせち料理を重箱に詰めておくほうが、お正月にみんなで頂く時にはとても便利だと言えます。ただ、焼き魚や海老の塩焼きなどは、食べる当日に料理をして重箱に詰めるほうが美味しくいただけます。また保存の上でも心配がないといえるでしょう。いずれにせよ一日ですべての料理を作るのは大変です。

おせち料理は、関西と関東では少しずつその内容に違いがあります。たとえば関東では伊達巻が主流なのに対して、関西では出し巻きを詰めます。関東ではごぼうはささがきごぼうですが、関西ではごぼうのたたきです。これは、その土地で収穫できるごぼうの種類によるようです。

おせち料理と言えば、私はごまめが好きだとか私は黒豆が好きだなど、それぞれの好みがあるようです。最近は、若者の食生活が洋食化し、ファーストフードなどを好むようになって来ました。こういう時代にこそ、栄養満点のおせち料理を家族で食べることには大きな意味があると言えます。


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