ゆとり教育学力低下
2006年8月に行われた『gooリサーチ』において、子どもを持つ親を対象にゆとり教育・学力低下に関する意識調査の結果が発表されました。有効回答者1,736名のうち43.9%が「自分の子ども時代に比べて学力低下傾向にある」と回答され、47.7%が「低下していない」と回答されたようです。親世代の学力低下への問題意識は真っ二つに分かれているようです。
何を学力として認識するのか、またその学力をどのように評価するのかの基準は現在一定ではなく、各種の統計データから単純にゆとり教育による学力低下を断定することは難しいといえるのかもしれません。ただし数学、物理、化学などの理系科目は答えが1つしかなく、基準が明確であると言えるでしょう。
また「フィンランドではゆとり教育による学力低下が起こっていない」という主張に対しても、「その制度だけまねても、環境も違えば教育者側の心構えも違い、結局システムを動かしているソフトウェアが異なっていては全く意味がない」という批判がされており、学力低下の現状を正しく得られない状況が続いています。
ゆとり教育による学力低下は、週休2日制などをとりいれた文部科学省の新指導要領の方針が間違っているかどうか・・という議論の前に、そもそも「子どもをしつけ、教育し、育てる立場である人間の教育ができていない」問題点を見直すべきであるといえるのではないでしょうか?
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